第四章 前編 強制露出指令で補導され 

第四章 前編 強制露出指令で補導さ

優莉(18歳)高校三年生

理沙(19歳)高校三年生(一留)

かなえ(17歳)高校二年生

絵里子(17歳)高校二年生

美梨奈(17歳)高校二年生

隼人(20歳)高校三年生(二留)

学園長(50歳) 黒崎大吾

ちょい役 3〜5人 街行く人

エキストラ 衆人

  • 車のなか。朝

早朝の演出、前景。

  道路に停止している車の前で理沙が電話をしている。

  運転席に隼人、後部座席に二年生のかなえ、絵里子、美梨奈。

学園長 『いわゆるピラミット型の構造だ。階層を設け、多額の資金を投入した人間ほど、ベネフィットにあやかれるという仕組みにたっておる。ネットのみの参加というネット会員制度も設けておるが、これはお試し版のようなものだ。まず低料金で覗かせるシステムになっておる』

理沙 「すでにネットに、動画、写真は出回っているんですか」

学園長 『ネットと言っても、会員のみが閲覧可能な秘密のHPでな。一般ネット・ユーザーは観れんよ。もちろん海外サーバーを使用し、セキュリティも万全だ』

 マウスを操る学園長の手。パソコンのモニター、HPの内容のコマ。

理沙 「分かりました。それでは優莉ちゃんの痴態は、会員以外には流出しないということですね」

学園長 「誰でも見れるようになったら価値が下がる筈だろう。大人たちはそんなことは考えはせん。本当は」

理沙 「本当は?」

学園長 『うむ。予定外のことも起きた。大人たちは必ずしも理性的分別に従って判断を下すとは限らない。このビジネス自体が非合理な感情によってなりたっているようなものだ。ゴールド会員から客寄せが必要だという多数の声が湧いて、実を言うと、既に大手アダルト画像サイトに一部の画像が投稿されておる』

理沙 「客寄せ?表沙汰になったら危険と言っていたのに」

学園長 『客寄せというのは言いがかりで、本当の理由は、美少女の恥ずかしい姿をネットで晒しものにすることに欲情したと言った方が的確かもしれん』

理沙 「ってことは優莉ちゃんの痴態はすでに出回っているということですか」

学園長 『いや、もちろん、顔や周囲にモザイクをかけて個人が特定できないようにしておる。だから、”優莉”ではなく、不特定の”少女”の痴態が拡散しておると言ったほうがよいかもしれんな』

 パソコンモニターに映し出される投稿された大手アダルト画像サイトのコマ。

理沙 「不特定の少女・・・。際どいラインですね」

学園長 『そうだな。際どいが、その際どいラインに嗜虐心をそそられている会員がおり、匿名の少女のままブログを開設したらどうだなんて声も上がっとる』

理沙 「なるほど」

学園長 『おっと、優莉が目を覚ましそうだ。妹の那奈がチャイムを鳴らしておる』

 学園長のモニターに、自分の寮の部屋で寝ている優莉の姿が映し出されている。

学園長 『リクエストの実行の方頼むぞ』

理沙 『はい。了解です』

  • 優莉の部屋 朝

優莉がベットの上で寝ている。掛け布団が掛けている。

ドアのインターホンのチャイムが『ピンポーン』と鳴っている。

目覚めた優莉が自分が全裸であることに驚き動揺している。

蒼白の表情を浮かべ、自分で肩を抱え怯えるような格好。

優莉 (いや、私、裸、なぜ)

那奈 「お姉ちゃん?いる?」

 ドアの向こう側から妹の那奈の声が聞こえてくる。

優莉 「ちょっと待ってて」

 あわてて優莉がクローゼットを開けるが服が入っていない。

優莉 (い、いやだ。服がなくなってる!)

 次いでクローゼット横にあるタンスの引き出しを開ける。

優莉 (下着がない!)

 膝を着き、俯く優莉。

那奈 「どうしたの?私部活だから行くよ」

優莉 「う、うん。今手が離せないの」

 顔を上げ平然を装うように笑顔をつくり、ドアに向かって返答する優莉。

那奈 「そう。昨日遅かったみたいだから、気になったんだけど」

優莉 「うん。勉強してて遅くなっちゃって。部活頑張ってね」

那奈 「なんか怪しいけど。私部活行くよ。またね」

 那奈の声が止むと、地べたに女座りをしている優莉は、腰をおり、組んだ腕の中に顔を埋める。

優莉 (そうだ。私、昨日すごいひどいことされて、それから・・・・)

 昨日の一コマが頭がよぎる(昨日の新入部員歓迎会の一コマ挿入)

優莉 (服がなくなってる。これじゃ逃げるどころか、外に出ることもできない)

 優莉が心のなかで苦悶していると、もう一度チャイムが鳴る。

優莉 (また?誰?奈那ちゃん?)

 居留守を使おうとしているとドアノブの鍵がまわり『カシャン』と音がする。

 驚愕し怯える優莉。

優莉 (何故?だ、だれかくる!)

 ベットの側の死角に逃げた優莉は掛け布団で身体を隠し身構える。

 ドアが開き人の歩く音がする。

 かなえが顔を出す。

かなえ 「優莉先輩!おはようございます!」

優莉 「か、かなえちゃん!」

 怯えて声を上げる優莉。

かなえ 「そう特別監督役に任命されましたかなえです。どうですか昨日はよく眠れました?」

優莉 「ど、どういうこと。服がない、服を返して」

かなえ 「ん〜まだ指導が足りないみたいですね。眠れたかどうか聞いたんですけど」

優莉 「眠れな、いえ、眠れました」

かなえ 「やっぱり。睡眠薬が効いたみたいですね」

 絵里子が顔を出し優莉に語りかける。

絵里子 「服、下着類は私たちで没収させて頂きました」

優莉 「い、いや、困るよ。返して」

かなえ 「いえいえ、ご心配なく。これから優莉先輩の着るものは私たち映像部員一同がしっかり面倒みさせてもらいます」

優莉 「いやです。わ、優莉の服を返して」

かなえ 「いえ、あの服類は、ドスケベ恥辱芸人の優莉ちゃんには上品過ぎるということで、私たちが別の服をチョイスしました」

優莉 「そんな・・・・」

かなえ 「美恵子ちゃん、見せてあげて」

 美恵子が紙袋を逆さにして床に服を落とす。

 シースルーのブラウスやマイクロミニスカート、ホットパンツ、スキャンティなど、ポルノショップで買ったような服、下着類が散らばる。

美恵子 「安心してください。アソコが隠れてれば強制わいせつ罪にはならないんで」

優莉 「いや、そんなの、着れません」

かなえ 「まあまあそう言わずに。すぐに慣れるから」

美恵子 「優莉先輩。今日の服装のチョイスはこれ」

 優莉はその服を見て唖然とする。

 優莉の部屋(寮)外観の画。優莉に声が響き渡る。

優莉 「いやーーーーーー」

  • 公園の前の道路、ハイエースのなか。(昼)

公園と公園の前に止まるハイエースの全景。

ハイエースのなか、運転席に隼人、女子席に理沙、後部座席にかなえ、絵里子、美梨奈が座っている。

理沙 「映像演劇部には、スポンサーが付いていて、それらの期待に応えられる映像を撮影すること」

「テクニックで言えばプロのカメラマンには敵わない。だけど、リアリティの観点からから言って、どんなAVにも果たせなかった、本物の恥辱を捉えることが私たちのはできる」

 ビデオカメラを手に持っている美梨奈の姿。

理沙 「わかりやすく言えば、良家の清純女子高生が変態恥辱芸人の堕ちるまでのドキュメントね」

 遠方の公園のベンチに座っている優莉の姿。

優莉はひとり公園のベンチに座っており、春物の裾が股下10センチほどのコートを着ている。膝小僧を擦り合わせるように脚をみたりと閉じ、恥ずかしそうに裾を伸ばして股下を隠している。横にはバックが置いてある。

理沙 「それでは、ざっと映像演劇部の目的を説明したので、あとはかなえ監督の才能に任せましょう」

かなえ 「はい、センスピカイチで監督に抜擢されたかなえです。公然の場で羞恥に悶える女の子の声を聞いてみましょう。マイクオン」

 絵里子が膝の上のノートパソコンを操作する。

 かなえがスマホに向かって話しかける。

かなえ 「優莉先輩?」

優莉 『かなえんちゃん。いくらなんでも、か、考え直して』

 公園の前のハイエースのなかにスピーカーを通じて声が聞こえてくる。

優莉の声 『同じ女の子だったら分かるでしょ』

絵里子 「本当だ。優莉先輩の声聞こえる」

美梨奈 「うん。いい。インカムも髪で隠れて全く見えないです」

理沙 「なにかひとつ指令を出してみて」

 かなえがスマホに向かって話しかける。

かなえ 「優莉先輩。それでは、脚を開いて見てください」

 ベンチに座っている優莉の表情に困惑の表情が浮かんでいる。

優莉 『う。すいません。できません』

かなえ 「優莉先輩、脚を開くだけですよ。従わないと、ネットに・・・・。どっちが良いか考えてください」

優莉 『うぅぅ』

 唸り声が車のなかに聞こえて間もなくして、優莉の脚が開いていく。

絵里子 「大丈夫そうですね。でも脚の開き具合が足りない・・・」

かなえ 「脚の開きぐらいで優莉先輩のやる気を表してほしいです」

 優莉の脚が肩幅ほどで止まる。

 スカートを履いておらず、コートの丈も短いため、股間の部分が脚に奥まって露わになる。

 シースルーの布地に赤いハートマークのワッペンが縫い付けてあり、性器が隠れている。

かなえ 「昨日のガッツはどうしたの?優莉先輩やる気が感じられません。ペナルティ追加1!現在ペナルティ4とします。」

絵里子 「せっかく減ったペナルティがまた追加になっちゃった」

優莉 「い、いや、わかりました、も、もっと開きます」

かなえ 「いえ、もういい。それよりも・・・・」

 かなえは一旦スマホから口を離して、車のなかの部員達に言う。

かなえ 「オープニングにふさわしい印象的な絵がみんなほしいよね」

美恵子 「うん。映像編集すればテロップも入れられるんでしょう」

絵里子 「セリフもあった方がいいかな」

かなえ 「それじゃこれでいきましょう」

 優莉の姿。ベンチの上に立ち、コートの前を両手で大きく広げ、腰を落としてがに股の姿を取っている。

 コートのなかは、白いシースルーのレオタードを着ており、乳首、股間は大きめのハートマークのワッペンで隠れている。股間、両乳首のハートマークからは、それぞれコードが伸びており、レオタードのなかを這い背中側に消える。三つのローターは振動しており、優離の身体は快感と羞恥に悶えて小刻みに震えている。

優莉 『へ、へんたい、ゆ、ゆうりのス、スケベな、から、だはハ、ハレンチ、レオタードで、お、おくがいデビュー』

 目に涙を浮かべて強要されたセリフをたどたどしく復唱する優莉。

テロップ 『清純女子高生・安西優莉の強制猥褻罪1』

理沙 「妹さんが部活で真面目に新体操の練習に励んでるなら、お姉さんはハレンチ・レオタードで頑張ってもらおうってリクエストが入ったから」

NR  (出回ったら女として生きていけない死ぬほど恥ずかしい痴態を散々レンズに収められ、更には妹にもその脅威が及ぶかもしれないと脅しを掛けられた優莉)

NR(生殺与奪の権を握られた優莉に抗う術などなく、優莉は後輩たちの言うがままに変態的な要求に応えるしかなかった)

NR(まるで新体操をしている妹への当て付けのようなハレンチなレオタード。さらには、敏感なところにローターまで装着させられ・・・・)

NR(しかし、それは今日の羞恥責めの序章に過ぎない)

NR(これから弄ばれようという優莉は、陵辱者の背後に更なる黒い影がうごめいていることを知る由もなかった)

 NRの背後に優莉の痴態の画のダイジェスト。AVの裏面のようなレイアウト。

  • 繁華街の歩道(昼)

商店が立ち並び、歩行者が行き交う道路。春物のコートを着た恥ずかしそうに俯き加減で優莉が立っている。手にバックを持っている。

歩行者1(エキストラ) (なんだ?スカート履いてない?)

歩行者2(エキストラ) (ん。Tバック?尻の肉がチラチラ見えてる)

歩行者3(エキストラ) (怪しい。補導されるぞ)

 街行く人のヒソヒソ声が聞こえて来る。

 優莉の片耳に取り付けたインカムにかなえの声が流れる。

かなえ 『右の乳首のローターが動いたら、右折。左の乳首は左折。アソコはまっすぐ。三つ動いたら、止まれね。分かったらこちらに尻を向けてコートの裾を上げてみて』

 しばらくして、顔を赤らめながら優莉が背を向けると、コートの裾を両手であげる。

 レオタードはTバックになっており、雪白の尻が露わになる。

 尻には黒いマジックで、『清純』と落書きが描いてある。

かなえ 『優莉先輩。合格。その調子です』

  • 道路に停車するハイエースのなか

美梨奈 「昨夜描いた落書き、寝てる間に消してあげたって言ったけど、尻に新たに落書きしたのは気付いてないみたいですね」

ビデオカメラを回しながら美梨奈が言う。

絵里子 「プリプリした尻を露出させ、その尻に「清純」なんて描いてあったら、見た人はドン引きするでしょうね。頑張ってくれるわね優莉先輩!」

絵里子 「ご褒美にスイッチ・オン」

 絵里子が手元のスイッチの一つをオンにする。

 優莉の脚が強張ったと思うと、再び来た方向をたどたどしく歩き出す。

かなえ 「絵里子ちゃん、それ前進だよ」

絵里子 「あっそうだった。旋回はないんだっけ」

かなえ 「回り道すれば行けるから、問題なし。振動とめてあげて」

  • 商店の並ぶ歩道

NS  『右の乳首のローターが振動したら右へ曲がり、左の乳首が振動したら左に曲がり、曲がる度に、最も敏感な部分を刺激され歩いていく・・・』

NS  『優莉の身体は、敏感な部分を刺激するそれらの振動に悩まされ、意思とは裏腹に官能の火を帯びるのだった』

NS  『息が荒くなり、股間からいやらしい愛液が溢れる』

NS  『認めたくない自分の身体の反応を恥じ、涙を浮かべ顔を俯かせざるをえなかった』

 荒く息を吐いている優莉。

優莉 「ハアハアハア・・・」

仕込まれたローターに怯えながら、たどたどしく俯き加減に歩く優莉の姿。手は今にも捲れ上がりそうな裾を持ち下に引き寄せている。

優莉 (うぅぅ。くやしいい)

 そこに右の乳首がローターが振動する。

優莉 「い、いや。曲がります。と、とめて下さい」

 商店の横を曲がりながら、小声でインカムに哀訴する優莉。

かなえ 『なに。人通りの少ない道に誘導してあげたのに』

優莉 「かなえちゃん。あ、ありがとう。でもわ、優莉もう限界なの。もうやめにしよ」

かなえ 『優莉先輩。もう限界ですか。もっとしっかりして下さい。ミッションが達成できならって言ったでしょ』

優莉 「そ、それは・・・。な、なにすれば、いいの?」

 不安に駆られ、か細い声で尋ねる優莉。

かなえ 『優莉先輩、一日は長いんですから、そう先を急ぐ必要ないです。あと、優莉先輩、コートの前を引っ張り過ぎてて、さっきから歩く度に尻の肉がチラチラ見えてますよ。後ろの人目が釘付けになってます』

優莉 「い、いや!」

絵里子 「かわいそうに。自分の尻に落書きしてあるのも知らないのに」

 絵里子は笑みを浮かべて言う。

 かなえの指摘を受け、思わず声をあげ、後ろのコートを気にする優莉。

  • ハイエース中

かなえ 「ストップ!」

 スイッチを操っている絵里子に指示を出すかなえ。絵里子はローターのコントローラー三つのスイッチを入れる。

  • 人通りの少ない路上

優莉 「ンーーー!」

 両乳首、性器、三つのローターが振動し、思わず、ビクンと仰け反る優莉。

優莉 「と、とめて」

 優莉は片膝を着き、コートの前で胸を抱いた格好で哀訴する。

かなえ 『ストップの合図です』

優莉 「お、お願いします。ローターと、とめて」

 優莉のハアハアという声が聞こえる。

かなえ 『イきたいですか』

優莉 「そ、そんなこと、できません。あっ、と、め、て・・・」

 スイッチを止める。

かなえ 『はい、止めました』

優莉 「あ、ありがとう・・」

かなえ 『どういたしまして。で、優莉さんにここでやってほしいことがあります』

優莉 「うぅ、もう許して」

かなえ 「今から私の言うことに従ってください。お願いします」

優莉 「い、いうこと・・・?」

かなえ 『はい。これ終われば、今日は終わりってことで。ラストです』

優莉 「は、恥ずかしくて、死にそうです。はやく、帰りたいです」

かなえ 『優莉先輩の気持ち尊重します!』

かなえ 『では、そのコートを脱いで、縁石の上に置いて下さい。あとカバンも』

優莉 「うぅ、ひどい・・・わ、わかり・・ました」

優莉が顔を上げると、ハイエースが先ほど曲がってきた曲がり角のとこに停止している。

優莉 (もうはやく・・・はやく終わりに・・したい)

 優莉は喜ていた春物の裾の短いコートを縁石の上に置き、片手で胸元を覆い、もう片方の手を股間部分にあてがう。脚は膝部分で折る形で、股間を幾らかでも隠そうとしている。

かなえ 「優莉先輩。その格好なんですか。一つ一つ言われないと分からないんですか」

 優莉は両手を胸、股間から外し、折っていた脚を真っ直ぐに直す。乳首部分、恥丘部分のハートが見えるようになる。顔を横に背けている姿が、未だ羞恥に悶えていることを示している。

かなえ 『ん〜ハートが見えるから良しとします』

かなえ 『では、優莉先輩、そのまま道路の真ん中へ』

優莉 「そ、そんな。これで終わりじゃ」

かなえ 『優莉さんは見られたいから、人が来るのを待ってるんですか』

優莉 「は、はずかしい」

かなえ 『5、4、3、・・・』

優莉 「い、は、はい、」

 かなえのカウントダウンを聞き、恐れをなして、道路の中央に立つ優莉。かなえたち車の方を向き、手は身体の横に付け、横に俯き、身体は羞恥に小刻みに震えている。

かなえ 『優莉先輩自身も楽しまなきゃダメですよ。濡れていますか』

優莉 「いえ、濡れてないです。う、うそです。聞かないで」

かなえ 『あはは。どちらなんですか』

優莉 『・・・すこし』

  • ハイエースのなか

かなえ 「どうカメラのズームで見える?」

美恵子 「ん〜遠くて捉えられないですね」

かなえ 「それだったら余計都合がいいじゃない」

  • 人通りの少ない道路

道路中央に震えながら立つ優莉。インカムからのかなえの声。

かなえ 『それじゃ、ヒロインらしく演技をしてもらいます。今からセリフ、演技を即興で仕込むから、その通りやってね。演技をするときのコツは、外面から装うんじゃなくて、心の底から、その役割になりきって感情を表現することです』

かなえ 「それでは今から芸を仕込みます」

 車のなかの映像部員に宣言するかなえ。

NS  (しばらく時間があった後、優莉はかなえたちの提案を飲み、演技をすることとなった。もちろん涙を流し拒んだ優莉だったが、ペナルティが増えるだけで、もうすでに抵抗する術のない自分の立場を自覚するだけだった)

 車の外に出て、遠くからズームで優莉を捉える美恵子。液晶モニタに優莉の姿が写し出されている。

 強要されたセリフを吐く優莉。

優莉 「(片手で乳房を、もう一方の手で性器を愛撫しながら)妹のな、奈那ちゃん。そ、そとで、オ、オナニーをしながらの・・・ビデオレター、ご、ごめんなさい」

「優莉は、奈那ちゃんの、ため、に頑張って、います。きょう、今日は奈那ちゃんが、一生懸命、新、体操をしている、ことを見習って、レ、レオタードを着て、野外に出ちゃ、いました。ゆ、優莉の、レオタードは、ほ、ほかの、女の子と、と、ちょっと違う、シースルーの、は、破廉恥、レ、レオタードです・・・」

「強制、猥褻罪に、な、ならないよう大事なところは、ハート、ハートで隠したんだけど、ハートの裏側には・・・・優莉の・・ス、スケベな、下心が、隠されていて、ブルブル、ブルブル震えて・・・・・気持ちいいの」

絵里子 「スイッチ・オン」

優莉 「(三つのローターが振動する)あっ!なんだか分かる?」

優莉 「(快感に腰を振りながら)あっ。ゆ、優莉は、この、通り、清純の、清純、仮面を脱ぎ捨て、本性を、む、むきだし、ち、ち、恥辱に、悦び、を、悦びを、覚える、ち、ちじゅく、恥辱芸人、に、生まれ・・・・変わりました。そ、その、そのあか、しに・・今から、い、一発芸を披露、しちゃいます。・・・見てね」

 インカムで優莉にセリフを吹き込むかなえの姿。

 インカムで送られてくるセリフを復唱した優莉は後ろを向き、脚を肩幅よりもひと回り、開く。尻に黒マジックで書かれた『清純』の文字アップ。背中にも何か書いてあるのが見える。ローターのスイッチ部分が背中、レオタードの布地に挟まって三つ見える。

優莉 「(後ろを向きながら)那奈・・・ちゃん。ゆ、優莉の、あっうぅぅぅ・・・ゆ、優莉の、今の、き、あっ気持ち・・・マ○コに・・み、見てください」

 そう言い終わると、前屈をし、大きく開いた脚の足首を両手で掴み、さらには、大きく開いた股の間から、顔をこちら(レンズ)の方に向ける。笑顔を必死でつくっているが、引きつっており、目に涙を浮かべていることから強制されていることが伺える。

優莉 「い、いっぱつ芸!、み、みて!マ○コ!」

○ハイエースのなか

かなえ 「一発芸・見てマ○コ、かぁ。絵里子、美恵子。イクまでよ。イクまでよ」

 かなえはインカムのマイクを手で押さえ、スイッチを操っている絵里子、外でカメラを回している美恵子に言う。

  • 人通りの少ない路上

優莉 「あっが、がまん・・・あぁあああぁ見ないで」

 レオタードを履いた優莉の股間から、潮がほとばしる。ガクガクと脚を震わせ、床に崩れる優莉。

 ハイエースを降り、離れからカメラを回している美恵子の姿。画面にはズームで、崩れ去った優莉の姿が打ち出されている。

美恵子 「バッチリ撮れました。初めからレオタードの布地にシミが付いているのも、漏らすところも」

絵里子 「いやらしい、これが羞恥芸人?」

  • ハイエースのなか

かなえ 「いい絵が撮れましたね。理沙先輩」

 かなえは、ホッチキスで綴じられたA4サイズの書類の手にしながら言う。

理沙 「台本に書いてあるとおりよ」

隼人 「さすがにかわいそうになってくるぜ。白昼の路上で、オナニーさせて、見てるこっちが恥ずかしくなるようなポーズ取らせて、潮吹かせるんだからな」

絵里子 「残酷かもしれないですけど、私たちも会員と呼ばれる人たちに強制されてやってるコマに過ぎないかもしれないですね」

理沙 「台本にはまだ続きがあるから」

 ハイエースのなかに優莉の声が聞こえてくる。

優莉 『い、いわれた、通りに、やりま、した。もう、ゆ、ゆるして下さい。あっあんぁ』

絵里子 「ローター止めます」

理沙 「はい、優莉ちゃん今行くね。人来なくてよかったね」

○人通りの少ない道路

 ハイエースが動き出し、優莉のそばに寄る。優莉が縁石に置いた春物のコートを、理沙が女子席を降り、手にとって、また車に乗る。(カバンは縁石に置いてある)

 優莉が車に近寄り、後部座席のドアを開けようとするが開かない。

優莉 「は、はやくあけて」

 しかし、その声虚しく、車は走り去るのだった。

 走り去る車の後を、優莉は必死に追いかけてくるが追い付かない。

優莉 「(走りながら)ちょっと、はなしがちがう!こ、これで終わりって・・・」

かなえ 『これで終わりなので、優莉さんは、寮に自分で帰っていいですよ』

 おとなしい優莉も流石に我慢の限界を超え、言葉遣いが荒くなる。

優莉 「ふ、ふざけるな!約束がちがう!卑怯者!」

絵里子 「二回目の絶頂を!スイッチ・オン!」

優莉 「あっ」

 優莉の駆け足がガクつき、そのまま地面にひれ伏す形となる。

 車に乗っている五人の姿。車のバックガラス越しに追いかけてくる破廉恥なレオタードを着た優莉の姿。

 膝を着き両手で顔を覆っている。

 かなえは台本に書いてある言葉を読み上げる。

かなえ 「あられもない羞恥のビデオレターを取らせた後、優莉を路上に置き去りにする、でしたね」

                                 続く

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